今までにしたことのないことをしてみる。
新しい体験をする。
人には新たな体験を嫌う傾向があるそうです(反新奇バイアス)。
未知の体験には危険が伴うからでしょうか。
でも、今までと同じことをしていたのでは、行動の幅が制限されてしまいます。
そのために、チャンスを逃してしまうこともあるようです。
新しい経験に対して積極的であることを「開放性が高い」というそうです。
「開放性が高い」人物としては、アップルのスティーブ・ジョブスが挙げられます。
ジョブスは若い頃、インドを旅行し、仏教に興味を持ち、幾つかの異なる宗教や哲学に触れました。
これらの経験は彼の世界観やビジネスに対するアプローチに影響を与えたと言われています。
「今までと同じではいけない」。
私もそう思い、会社員のとき、地元の大学院が主宰する起業講座に参加してみました。
講座は二週間に一回の土日。半年ほど続きました。
飲み会なども頻繁に設定してくれて楽しかったです。
講座が終わってしまうと、週末が何か物足りない感じに。
そこで、すかさずカウンセリングの講座を受けることにしました。
静岡から名古屋まで半年ほど通いました。 二週間に一回ですが。
講座で先生に質問に行くと、「終わったら喫茶店に行こう」と言ってもらえました。
京都大学名誉教授という肩書のある先生だったので驚きました。
会社を辞めて法科大学院に行ったのも、その流れです。
大学の校友会にも顔を出すようになりました。
今までにしたことがないことをすることで、人間関係が広がりました。
大したことがないことのようにも思えますが、内向的な私にとっては、かなり大きなことでした。
リカレント(学びなおし)にも興味をもつようにもなりました。新しい分野に興味が出てきたのです。
私の場合、海外赴任が具体化していました。
そこで、思い切って退職したのですが。
普通ならしない判断です。
新しい経験にはリスクを伴うことがあります。
このリスクをどのように判断するかも重大な問題ですね。
進むか現状維持でいくか。
また、次の機会に投稿いたします。
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