「拒絶される恐怖を克服するための100日計画」
「拒絶される恐怖を克服するための100日計画」という本があります。
著者には起業家になるという夢がありました。
でも、安定した仕事を得ていて、なかなか踏み出せないでいた。
「今かかえている後悔を背負ったままでは生きられないと思うよ」。
驚くことに、妻が背中を押してくれたのです。
再度拒絶されることが怖くなる
そこで、好条件の会社をやめて、起業に踏み出しました。
でも、うまくいきません。資金調達すらできなかった。
著者は自分のアイデアが拒絶されたと感じました。
そして、更に拒絶されることが怖くなりました。
著者が拒絶される恐怖を克服するためにとった手段
「拒絶を克服しなければいけない」。そこで、以下のようなことに挑戦したのです。
初対面の人に100ドル借りる。
マクドナルドでハンバーガーの無料おかわりをする。
大学の教壇で教える。
拒絶されながらも、提案を受け入れてくれる人も出てきました。
そうして、いろいろな教訓を得ていきます。
そうして得た教訓
「ノー」の周りには「イエス」も存在する。
「ノー」と言われても、その後に「イエス」と言ってもらえる可能性がある。
だから、「ノー」と言われて直ちに逃げ出したらダメだ。
マハトマ・ガンジー、マルティン・ルーサーキング、イエス・キリスト。
歴史上の偉人も、みな拒絶されることから始まった。
でも、彼らは逃げなかった。
逃げ出さなかったら、それは賜物に変わるかもしれない。
自分の希望をただ伝えることで、絶対に無理と思える状況に可能性の扉を開くことができると気づきました。
街で異性に声をかけてみよう
これはやってみなければと思いました。
ただ、マクドナルドには、あまり行きません。
じゃあ、街で異性に声をかけてみよう。
でも、怖くてできない。一歩踏み出すことすらできませんでした。
勇気をふり絞って声をかけても、拒絶の連続。
ただ、繰り返すうちに、拒絶がだんだん気にならなくなってきました。
拒絶される恐怖を克服すれば、積極的にチャレンジすることができます。
そうすると、他のことについても、積極性が出てきます。
何とかなるという自信が生まれるからでしょうか。
以前婚活をされていた方に、こう言ったことがあります。
「ナンパはどうですか?」
それは拒絶される恐怖を克服するきっかけになると思うからです。
「ノー」と言われて直ちに逃げ出していたら、大切な可能性を失うかもしれないからです。
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