自己効力感(有能感)をもつ その2


持続的幸福を得るためには、自己効力感(有能感)をもつことが必要。今日は、その2です。

信じられなければ、アファーメーションは避ける。

アファーメーションとは、「私はできる」「私は素晴らしい存在です」というようなプラスの言葉を、内心や声に出して言うことです。

アファーメーションが効果があるのは、目標の達成を信じられる場合だけ。そう主張する説があります。アファーメーションの内容を信じられない場合には、避けたほうがいいと思います。内容を信じられれば、大丈夫ではないでしょうか。

自分にとって大切なことを書き出す

他方、違った形のアファーメーションもあります。自分にとって大切なことを書き出す。自分の経験を書き出したり、カメラの前で話すといったものです。自分の外にあるものではなく、内面的なものに触れるアファーメーションです。

たとえば、「芸術は、私にとって大切なものです。芸術に触れると、気持ちが落ち着くからです」。「家族がいなければ、ちゃんと成長できません。友達がいなければ、私は退屈な人間になってしまいます」。こんな感じのアファーメーションです。

いろいろな研究が行われているようで、成績がよくなったり、より健康・幸せになったという効果がありました。書き出したことすら忘れていた。そんな人にも効果があったといいます。また、別の研究では、個人的な目標の達成(たとえば、減量や健康改善)にも効果があったそうです。

自分の強みを見つける

自己効力感(自尊心)を築くためには、自分の得意なこと、上手にできることを見つける必要があるといいます。ただし、その何かは、それなりのものであることが必要。

テレビゲームをするなら、プロゲーマーになれるくらいに打ち込む。それくらいに打ち込まないと、自己効力感(自尊心)を持つことは難しいそうです。

強みを生かす

自分の強みが分かったら、その強みを実践する方法を探します。たとえば、ボーリングが上手なら、ボーリングチームに参加する。文を書くのが上手なら、ブログにエッセイを投稿する。

自分が上手にできることを、毎日の生活で実際にしてみましょう。

褒められても否定しない

自己効力感(自尊心)に欠けていると、褒め言葉に拒否反応を示すそうです。褒められても否定せず、「ありがとう」と穏やかに受け止める。最初は難しいかもしれません。でも、褒め言葉を受け止めることは、自尊心を築くうえで、とても大切だそうです。

自分を認める

自分の能力が形になったら、それに自信を持ち、誇りを持ちましょう。「私は料理が上手だ」「水泳が得意だ」。何でも構いません。実際に自分が上手にできること。それを誇りに感じるのは、傲慢ではありません。

自己効力感(自尊心)が不足している場合には、まず自分が得意なことを、日常生活に取り入れてみましょう。そして、「よかった」「上手にできた」というような肯定的な評価をしてあげることが大切だそうです。

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参考:
Guy Winch,PhD 「5 Ways You Can Boost Your Self-Esteem」
Stanford GSB Staff 「The Value of “Values Affirmation”」
Valerie Purdie-Vaughns(Columbia University) 「Combating the Negative Effects of Stereotypes:Improving Minority Performance with a Values Affirmation Intervention」


hidenorin
翻訳者。早稲田大学商学部卒業。名城大学大学院法務研究科(法学既修者コース)2016年修了。 全国珠算教育連盟珠算検定試験1級。TOEIC940。 趣味は読書、水泳、写真撮影です。

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