性格の強みを、毎日の生活に生かす。


自分の行動はワニ並みだった・・

人間の行動の80%以上が、外部の状況や習慣などによって、反射的に行われている。つまり、自分の行動の多くは、自分の意志によって選択した結果ではない。ここがびっくりなんですね。自分の行動は、自らの意志で決めている。そんなことは当然で、疑ったことがなかったですから。

それどころか、自分の行動は、食べる、身を守る、子孫を残すといった衝動に基づく場合が多いかもしれない。ヤバいと思いました(笑)。

自分の性格の強み(道徳的美点)を知る

そこで今日は、自分の「性格の強み(道徳的美点)を計るテスト」(Character Strengths Test)をご紹介します。

特徴的なのは、「性格の強み」を測定するものだということではないでしょうか。勉強ができるとか、運動ができるといった能力を図るものてはありません。

強みとは何か

たしかに、人間には、ワニのような部分があるでしょう(笑)。しかし同時に、人間には道徳的美点もあります。マーティン・セリグマンらは、人間の道徳的美点を6つに分類しました。①知恵と知識、②勇気、③愛と慈悲、④公平さ・正しさ、⑤自制心、⑥宗教性・霊性と精神性です。これら6つの道徳的美点は、「強み」として外部に表れるそうです。

例えば、公平さ・正しさという道徳的美点は、よき市民としての行い、誰に対しても同じ態度で接すること、義理立てやチームワーク、人道的なリーダーシップという形で外部に表れます。そして、強みは、自らの努力で得ることができる。もって生まれた才能とは違うそうです。

性格の強みを、毎日の生活にいかす。

こうした性格の強みを、毎日の生活で意識的に実践する。そうすると、誇り、満足感、喜び、達成感といったポジティブな感情が生まれるといいます。たとえば、ボランティアなどの慈善活動をすると、友達遊んだり、映画を見たりする娯楽活動をした場合よりも、楽しいと感じるそうです。ポジティブな感情が生まれるからです。

また、こうした強みは、道徳的美点に関係します。そこで、人間関係においてもプラスの影響があるといいます。また、ポジティブな感情は、自制心や生産性も高めてくれるものではないでしょうか。

「性格の強みを図るテスト」を、ぜひ受けてみてください。

簡単な登録をすれば、日本語で受けられます。ぜひ、VIA研究所の「性格の強みを図るテスト」(Character Strengths Test)を受けてみてください。そして、その強みを、どうしたら毎日の生活に生かせるかを考えてみてください。仕事に生かせないか。もし難しければ、休日で生かせないか。どんなことをすれば、強みを発揮できるかを具体的に考えてみてください。毎日の生活が、必ずよい方向に変化すると思います。

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参考:マーティン・セリグマン著・小林裕子訳「世界でひとつだけの幸せ」

 


hidenorin
翻訳者。早稲田大学商学部卒業。名城大学大学院法務研究科(法学既修者コース)2016年修了。 全国珠算教育連盟珠算検定試験1級。TOEIC940。 趣味は読書、水泳、写真撮影です。

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