感謝することで、毎日がよりよくなる。 その2


どうしたら感謝を習慣にできるか。

昨日の投稿で、感謝することには、素晴らしい効果があることが分かりました。そこで問題は、どうしたら感謝を習慣にできるかです。ありがたいなと思えることを、毎日、最低5個くらいは書き出す。これを続けられればいいのですが、忘れてしまいがち。どうしたら続けることができるでしょうか。

感謝することがない

ありがたいなと感じることを、毎日5つ書き出してみましょう。そう言われても、すぐには思いつかないことも多いのではないでしょうか。私も最初「何かあったかな」と思いました。今でもそうです。しかし、どうやらそんなことはなさそうなのです。

日本はいい国で、生活水準は高いです。でも、私たちにとって当たり前のことが、世界の他の地域の人にとっては、そうではない。たとえば、安全な飲料水が入手できない人は、世界には10億人以上もいるそうです。

同様に、十分な食料がない人は8億人以上。十分な視力がない人は2億8500万人。仕事がない人は2億人以上。親がない人は1億5000万人。家がない人は、世界に1億人以上もいるそうです。

感謝することがない。そんなことは、なさそうですね・・。

感謝の「しきい値」を下げる

とっても甘くて、おいしいスイカを食べました。感謝できます。そろそろスイカの季節も終わりですから、また来年頼むねという気持ちになります。

でも、甘くておいしいスイカを育てるのには、手がかかります。放置農法では、おいしいスイカはできません(笑)。せっせと肥料をあげる。そして、その栄養をスイカの根や茎が吸収してくれなければ、おいしいスイカは食べられません。

スイカがおいしかった。そのことには感謝できます。でも、育ててくれた人や、実をつけてくれた植物としてのスイカの葉や茎に感謝することは、なかなかないと思います。

おいしいスイカの実には原因がある

そこで、直接には関係がない、無価値だと思えることにも、感謝の種を探してみるといいそうです。小さなことにも感謝できるようになるからです。先ほどの例でいえば、スイカを育ててくれた人や、スイカの葉っぱなどです。

このようにして、感謝のしきい値を下げれば、親、恋人、友人、同僚には、なおさら感謝できます。感謝できれば、人間関係がよくなります。すると、それが持続的な幸福につながります。

苦しいことの中に、感謝できることを見つける。

毎日、夜遅くまでサービス残業。上司が口うるさい。しかも減給されて、配置換えされた。感謝どころではない。よく分かります(笑)。

でも、月に150時間も残業させられて、自殺する人もいます。正社員になれない人もいます。会社を辞めなければ、病気になっていたかもしれません。幸福について真剣に考えることもなかったかもしれません。つまり、もっと悪いこともあり得たのです。

苦しいときに感謝することは、非常に難しいです。でも後になれば、その方がかえってよかった。そう思える場合も、少なくないのではないでしょうか。苦しい状況を抜け出した。そのときの自分を想像して、感謝できる点を探してみるのはどうでしょうか。何しろ、感謝できれば幸せになれるのですから・・。

どうしたら習慣にできるか

①「感謝の日記」をつける

感謝することには、素晴らしい効果があります。ぜひとも感謝を習慣にしなければいけません(笑)。そこで、毎日、「感謝の日記」をつけましょう。毎日5個くらい書き出してみます。

家がある。健康だ。天気がよくて、空が青かった。朝のジョギング、気持ちがよかった。職場でお茶を飲んで、ほっと一息つけた。家に帰ったら、「お帰り」と出迎えてくれた。パソコンがクラッシュしなかった。

スイカの実だけでなく、スイカの葉っぱや、育ててくれた人にも感謝してみます。お茶を出してくれた。食堂を掃除してくれる人がいる。時間に間に合ったのは、電車をきちんと運行してくれる人がいるから。

②感謝の習慣を、子どもと一緒に始める。

家族で一緒に感謝を実践すれば、習慣にしやすいといいます。そこで、なにかに紙とペンを入れて、手にしやすいところに置いておきます。家族のメンバーに、1日に1つ感謝できることをその紙に書いてもらい、その入れ物に入れてもらいます。夕食やその他のときに、紙を取り出して、読み上げてみます。

③日記をつけることを思い出す

毎日、日記をつける。そう思っても、つい忘れてしまいがちです。完全に習慣になってしまうまでは(一説では2週間くらいと言われています)、日記をつけることを思い出させてくれるものが必要です。

アプリを使う。パソコンに付箋をつける。カレンダーに書いてみる。ノートや手帳を目につくところ(机の前、パソコンの横など)に置いておくのもいいと思います。きれいなノートや手帳カバーが市販されているので、それらを使うのもオススメです。

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参考:Amit Sood, M.D. 「The Mayo Clinic Handbook for Happiness」


hidenorin
翻訳者。早稲田大学商学部卒業。名城大学大学院法務研究科(法学既修者コース)2016年修了。 全国珠算教育連盟珠算検定試験1級。TOEIC940。 趣味は読書、水泳、写真撮影です。

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