感謝することで、毎日がよりよくなる。 その1


幸せについて書いてある本には、たいてい「感謝」の項目があるように思います。日々ありがたいなと思ったことを書き綴る。そのための感謝ノートも市販されています。

私もときどき、感謝ノートをつけています。食べられる。家がある。健康だ。大したことを書かなくても、それだけで気分がよくなり、幸せな気持ちになれる感じがします。調査によると、感謝することで幸せが25%も増すそうです。「ときどき」ではなく、毎日つけたほうがいいですね(笑)。

感謝することの効果(1)

1.幸せが増す。自分の恵まれた点に思いをめぐらすことで、いい気分になれる。

2.幸せな気分が長続きする。アイスクリームを食べると、そのときは幸せになれます。でも、感謝すれば、そのときだけでなく、長い間、幸せになれるそうです。

3.不安やが減り、うつ状態が軽減する。ソーシャルサポートが増える。

4,物質主義の考え方が減る。ちなみに、物質主義は幸福度を低下させるそうです。

感謝することの効果(2)

5.社会的知性が増す。感謝深い人は、そうでない人と比べて、より外向的で、裏表がなく、人当たりがよく、実直で、神経過敏ではないそうです。

6.人間関係がよくなる。感謝によって人間関係が強化されるそうです。よい人間関係を築いたり、維持することが容易になるといいます。そして、よい人間関係は、幸せに必須だとされています。

7.感謝することで恋愛関係が改善する。感謝によった満たされた気持ちになり、よりつながりが深められたと感じるそうです。

8.睡眠の質が改善する。その理由の一つとしては、睡眠前に幸せな考えに浸れるから。羊を数えるより、恵みを数えるほうが、よさそうです。

感謝することの効果(3)

9.意志力が強くなり、よりよい決断ができる。感謝することで、目標達成に役立ち、長期的視野に立った賢明な決断ができる。

人間は目先の満足にとらわれやすい。このブログでも何回かご紹介しました。いま1万円もらうのと、1年後に1万3千円もらう。すると、たいていの場合、人はいま1万円もらうことを選ぶそうです。年30%の利息がつく投資なんて、まずないですが・・。

人間の脳・心は、未来・将来のことを過度に軽視しがち。こうした性質は、クレジットカードによる借金や、アルコールや薬物中毒といった問題の大きな原因となっているとか。

しかし、過去に起こったことを思い出し、ありがたかったなと感じたことを書き留めると、いますぐにもらう人が減りました。感謝することで、意志力が強くなり、忍耐力が増したのです。しかも、どのくらい忍耐力が増したかは、その人が感じた感謝の量(どの程度ありがたいと感じたか)に直接相関していたそうです。

意志の力で何とかするよりも、感謝の日記を毎日つけたほうがよさそうですね。驚きました。

感謝することの効果(4)

10.感謝の効果は、老若男女関係なし。誰にでも効果あり。

11.感謝することで、より良く、より利他的で、道徳的・倫理的な人間になれるそうです。より人の助けになり、親切になれる。

12.感謝することで、他人もよくなる。感謝の対象となった人も、より倫理的になったといいます。

13.この世界をよりよい場所にすることができる。

だれかに感謝の気持ちを伝えたとします。すると、感謝の気持ちを受け取った人は、他の人に対して、より親切になったそうです。つまり、「ありがとう」と言うことで、親切な行いが世界に広まっていくことになるのです。

小さな「ありがとう」は、遠くにまで伝わっていく。このことに疑いはないそうです。

感想

感謝することの効果、すごいと思いました。人間関係(恋愛関係)がよくなる。目標達成力が増す。長期的視野に立ったよりよい決断ができる。感謝日記を絶対毎日つけなければ(笑)。

すると問題は、どうすれば感謝を習慣にできるかですね。これについては、明日に続きます

参考:
Emma M. Seppälä Ph.D.「13 Ways Gratitude Will Significantly Improve Your Life」
David DeSteno Ph.D 「Gratitude Is the New Willpower」
Francis Flynn Ph.D 「Gratitude, the Gift that Keeps on Giving」


hidenorin
翻訳者。早稲田大学商学部卒業。名城大学大学院法務研究科(法学既修者コース)2016年修了。 全国珠算教育連盟珠算検定試験1級。TOEIC940。 趣味は読書、水泳、写真撮影です。

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